趣味

外車を買おう!!

 息子達と公園に遊びに行った帰り、近所にあるフォルクスワーゲンのディーラに立ち寄ってみた。試乗しませんかと店員がしきりに勧めるので、ゴルフトレンドラインに試乗してみた。7段DSG+1.4Lシングルターボという、メカ好きには堪えられない自動車雑誌でべた褒めのゴルフ最新最安車である。

 質素ではあるが意外に質感の良い内装は好感が持てる。ハンドルも樹脂製で、GTのようなスペシャリティ感はないが、質実剛健、無駄がない。しかし「エ~!?これが250万円?!(乗出300万円也)」と思うのも確かである。国産車と輸入車には、通常、約70万~100万円の差がある。もちろん、輸入車の方が高額である。トレンドラインは国内価格が248万円、車としての適正価格は200万円だろう。たとえば198万円なら、込み込みで250万円程度だから、値引き+下取りと相談で契約書に判子が押しやすい。

 しかしである。このダッシュボードの段差はなんだ?左前の角がどこにあるのかわからないぞ?ハンドル、合皮でいいから皮を巻いてよ。Aピラーで右が見えない!!ドアの閉まる音がすごいと聞いたが、三菱コルトとそう変わらない。不満を言えばきりがないが、同格のフィットやカローラなどと比較すると、愚痴のひとつもいいたくなる。日本ではドイツ車といえど、本国ドイツじゃ大衆車。そんなにべた褒めするほどの車ではない。走り出してさらに?を感じてしまう。7段DSGが6段よりもさらによくなっていると雑誌にあった。確かになめらかで変速ショックもなく、あっという間に7速で60kmに。でもこれって、フィットのCVTと変わらない。フィットは150万円、かたやゴルフは250万円。まだ色濃く残る外車信仰、輸入車という見栄だけでさすがに100万円は出せない。

 ちなみに、三菱ギャランフォルティスのラリーアートのSST(DSGと同じ2ペダルミッション)は、ダイレクト感がすばらしく(アクセルを戻すとエンブレが効く!)、ゴリッ、ゴリッ(音もショックもないが)と寸部の隙もない絶妙なタイミングでシフトアップし、あたかも自身がスーパードライバになったような気分にさせてくれる。3000回転でトルク最大のようで、実用域からモリモリと、アクセルペダルにパワーのフィードバック(そんな機能はないが)を感じる。乗っていて「楽しさ」を感じる車である。

 コンセプトは違えど、ゴルフトレンドラインに50万円を足せばこの車が手に入るということを考えると、やっぱりゴルフは買えない。来年、新型ゴルフ(Ⅵ)が発売されるのを待って、同時に放出されるであろう現行のトレンドラインを中古で買えば180万円で済むかも?!と密かにもくろんでいる。なんだかんだいって、やっぱり燃費と最新メカ(7段DSG)には弱いのである。

いやまてよ。それまでに三菱コルトラリーアートSST仕様が出たらどうしよう、なんてのはあり得ない心配かな。

余談だが、近所のコーンズに真っ白なマセラティ グランツーリスモが展示してある。この圧倒的な存在感。超高級クーペとはかくありき、まさに一見の価値ありだ。目の保養にいかがだろうか。

U3eqp3000008b9ul_2 Maserati GranTurismo デザインはおなじみピニンファリーナ。405HPを発生する4.2LV8エンジンをフロントミッドに搭載し、これにより前後重量配分を49:51とする。お値段14,910,000円(税込)ナリ。

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犯罪防止用サイト監視システムの提案

 ここ数日、事件の分析ばかりしていたので、今日はちょっと前向きに、こういった事件の防止方法を提案したいと思う。この提案は、暴走事件だけではなく、自殺まで防止でき、通報の度合いを減らし、かつ通報の精度を上げることが出来るという一石四鳥のすばらしいシステムである。ナイフの販売を禁止するとか派遣社員の職場状況を改善するよりも圧倒的低コストで、絶大なる効果が得られるはずだ。文部科学省か総務省に予算を申請し、まず日本で実験導入し、効果があったら是非とも世界各国へ広めて欲しい。なお、版権については主張しないので、作成者のものとする。腕に自信のある方や対策室の責任者の方は前向きに検討して、是非とも実現して欲しい。

 さて、やることは簡単である。掲示板サイト、携帯サイトに対して黙々と独りで書き込むユーザを検出し、書き込みに特別なキーワードで監視をかけ、危険を関知した場合に自動会話エンジンでもって、話しかけてやればよい。

キーワードは、「自殺したい」「殺したい」「彼女ができない」「自分はダメだ」等、自身に対して向いている攻撃性を表す言葉ならなんでもいい。自尊心に関する専門家に相談すれば教えてくれるはずだ。自動会話エンジンとは、大昔に流行った人工無能、いわゆるchatterbotである。NECのPaPeRoなんかを応用すると自然な会話になって良いのではないかと思う。

「全部がいやになった。死にたい。」とくれば「なにがいやなの?なんで死にたいの?」と即座に応答してやればいい。これは相手をしてやることで孤立感がなくなり、気持ちを安定させる効果がある。また、会話数の閾値を決めておきそれを超えるまでの間(BOTに相手させている間)に専門家の判断や通報のための時間を稼ぐことができる。閾値は稼働状況に応じて調整が必要であるが、閾値内であれば無視しても良いので、アラームと監視者の削減につながる。また、監視者が人間ではないためプライバシ保護の役目を果たす。

「つきあってくれてありがとう」とくれば「オレ(あたし)でよければ話聞くよ?電話番号、教えて。」と異性を装って応答してやればいい。閾値を超える前に、電話番号など聞き出し、相談窓口(ヘルプデスク)へ誘導することも忘れてはならない。

「父親」「母親」「両親」等の家族、肉親に関わるキーワードが出たら、心を開き始めた証である。電話番号を提示し、相談窓口の担当者に引き継ぎを行う。

閾値を大幅に超えており「これから実行します」とくれば即刻、緊急アラームを発報し、場所を割り出し、警察官が保護するべきである。

彼らが常に依存する相手を探しているところに目をつけた、コロンブスの卵的なアイディアである。

 そうそう、相談窓口(ヘルプデスク)であるが、メイド喫茶がいいだろう。彼らの行動は、以下のロジックによって極端に制限されている。

 失敗すると非難される→非難されることを異常恐れる→絶対に失敗できない

彼らはこのロジックのため、異性との付き合いが怖くてたまらない。ただし例外がある。メイド喫茶である。彼らの間でメイドが流行るのは、お客(主人)に対する意識に明確に指向性があること、主従関係があること、また一方的なサービスであるからである。彼女たちは仕事なので、よっぽどのことがない限り彼らを否定しないし、彼女たちと対面する場面では自ら発信する必要がないので、彼女たちに劣等感を感じることがない。すべてに安心感があるのである。彼らにとって、メイドは2D世界と同等なのである。もちろん、彼らも彼女が欲しい。ただし、パートナーとしての彼女ではなく、メイドとしての彼女である。彼らは、一方的で安心感のあるサービスという一面に依存しており、決して対等な人として彼女たちと接しているわけではないのである。

 余談だが、メイド喫茶へいけばわかると思うが、その手の欲求がない人の場合、何がいいのかさっぱりわからない。形態は違うが、キャバクラも同様かもしれない。金を払っているのに、なぜ相手を喜ばせるような話をしなければならないのだ、と思うのである。もちろんこれは価値観の差であるが、そんな時間のために金を払うくらいならちょっとした小料理店で普段頼ま(め)ないような酒を呑みたい!と思う人には全く理解できない世界であり、そういう人間は放って置いてもなんの害もないと見なすことが出来る。

 先の犯罪防止システムであるが、完成または導入したあかつきには是非とも連絡をください。

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みえないもの

 もう12年も前になるが、一念発起してマンションを購入した折に、記念に残るものが欲しくてクラシックギターを購入した。よくよく考えれば、金銭感覚が麻痺していたのだろう。今から考えると、よくもまあこんなものを買ったものだと呆然とする。どういう素性のものか、情報の少なさもあって、未だによく調べたことがない。ただし、音は抜群にいい。表は松、裏・側はインディアンローズウッド、こんな見事な材はもうどこにも残っていないと思わせるくらい美しい柾目である(最近の裏板はココボロが多いと聞く)。すでにワシントン条約により規制されているハカランダ(Brazilian Rosewood)ではないが、音量も申し分なく、ボディのサイズに似合わない芯の通ったクリアな音が身上だ。また、外見がシンプルかつ小顔、胴のバランスが絶妙で、なかなかどうして、見た者の視線を惹きつけるナイスバディなのである。

 私の弟が所持するギターは見事な柾目のハカランダである。うっすらと緑色がかった黒い縞が高級ギターであることを誇示している※。私はハカランダフェチではないが、見ているとなかなか美しいもので、ほれぼれする。ハカランダには独特の芳香がある。それがバラに似ているのでローズウッドと呼ばれる。ブラジル原産のマメ科の巨木だ。乾くと、堅く粘りがあり、非常に重硬な材となる。インディアンローズウッドは近種の木であるが、ハカランダとは違った香りで間違うことはない。つい先日、帰省した折に弟のギターを借りたのだが、ふと鼻の奥に懐かしさを感じた。昔はどこの楽器屋でもこの木の香りがしたものだ。お金もないのに楽器屋へ通って、ショウウィンドウ越しにため息をついていた頃がなにやら懐かしく、照れくさく思い出される。

 人は内面がすべてで、外見の優劣など問題にはならない、と教えられてきた。今にして思えば、自信がなく後ろへ下がり気味だった私を叱咤激励する言葉だったと思う。しかし、それは少々語弊があり、やっぱり外見に努力をしない者は、どんな偉い人だって人として良く見えない。きれいなシャツを着る、靴はちゃんと磨く、サイズのあっていないスーツをだらしなく着ない、無精ひげはちゃんと剃る等々の外的要因は基本だが、内面からにじみ出る雰囲気がその人の見栄えすら変えてしまう、ということに気がついている人は少ない。高級品というのは、値段だけではなく、高級である理由に比例した、なにか気品(質感)のようなものをまとっているのである。

 私の自慢の一品には、少々安物の糸巻がついている。いずれはSLOANE(スローン)というメーカの糸巻で飾ってやろうと考えてはいるのだが、いかんせん、しがないサラリーマンの台所状況は悲しい。メモリの増設やCPUの交換と違い、その実利たるや駅のトイレットペーパーほどに薄い。おっと、来月には後輩の結婚式があるんだっけ。ご依頼通り、お祝いの唄を一曲歌わせていただくので、披露宴はできれば私だけにして、うちの女房は特別ご招待にするか、呼ばないで欲しいのだが…。

※希少価値が高いからといって音がいいわけではないのが楽器のおもしろいところである。私のギターと彼のギターの間には値段相応の「音質」という目に見えない格差が存在する。ちなみに、ハカランダを使用するギターは、国外へ持ち出す場合には、CITESの証明書を取得する必要があるそうだ。

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Sascha Nowak サッシャ・ノバック、ザーシャ、ノワックいろいろな表記がある。独のギター職人、名工メンヒの弟子である。国内でも取り扱う店はあるが、数が少ない。

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