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2008年7月

カンニングで自殺 ~8000万円訴訟

 いや、久しぶりに不愉快になった。未成年者の自殺である。井田将紀君(以下、彼という)が自殺したのは、教諭がカンニングを疑って威圧したためと母親が訴訟を起こしている。

 母親の記者会見をちらと見た。あの母親じゃあ自殺する息子が育つだろう。

 カンニング行為はあったはずだ。しかし母親は絶対にないと思っている。なぜなら彼が本当のことをいえるわけがないからだ。なぜカンニングをしなければならなかったのか、あの母親は考えたことがあるのだろうか?試験の点数に一喜一憂し、100点以外は許さない育て方をしていなかったか?勉強勉強といって彼を追い込んでいなかったか?彼は母親の条件付き愛情のために、カンニングという手段を選ぶしかなかったのである。

 自殺するのは自分を抹消するためである。自尊心と自己肯定の欠如から実行される自傷行為である。今回は、母親に対する当てつけもあったのではないか。

 訴訟を起こし教師を攻撃する前に、自身の人間性を見直すべきだ。将紀君のお母さん、あなたは息子を殺したのが誰か、もっとよく考えた方がいい。あなたが誰にほめてもらいたいがためにがんばっているのかは知らないが、あなたはもうがんばる必要はないのである。あなたのために短い生涯をがんばった彼の名誉となによりもあなた自身のために、醜悪な戦いはやめにして欲しい。

彼はきっと優しい子であったに違いない。母親はともかく、他人を刺し殺す前に自身を抹消してしまったのだから。

 そういえば、記者会見で自殺についての質問は出たのだろうか。どのような育て方をしたのか聞いた記者はいるのだろうか。記者として報道に関わるならば、そのくらいは記事にして欲しいものだ。

あまりにも不愉快でちと個人攻撃モード。まあ、あの母親がこのブログを読むことはないとおもうが:-P

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平塚駅刺傷事件

無差別刺傷で女性の犯行という珍しい事件である。

死人が出なかったことから性差による遂行能力の差を感じるが、同時に供述から男性が起こす事件とは違った情報を得ることができる。護身用にナイフを持ち歩いていたのは、他の事件と共通する部分である。

 桜井容疑者(以下、彼女という)も、親との共依存、機能不全家族から生み出されるACの典型である。34歳にして6人の家族と生活しているのは共依存の証である。共依存とは、支配し支配されて安定する関係のことである。妹夫婦が父親の面倒をみており、父親との共依存によって彼女は同居を余儀なくされている。彼女には別居する意志もなく(考えられない)、独りで生きていくことは出来ない。もちろん家には虐待の対象として以外、彼女の居場所はない。そういえば、情報がなく推測になるが、八王子殺傷も父親の虐待と母親の過干渉ではないかと考える。

 父親からは疎まれ、モノを投げつけられ、罵られる。「父親が昔から私に物を投げつけたりして、それに耐えてきた」との供述から虐待が伺える。先の秋葉原事件の加藤容疑者は、親の先回り(過干渉)で自尊心が欠如したが、彼女は親の虐待によって自尊心が育たなかった。

 自殺(リストカット)は自己否定、自らを抹消しようとする行為である。自尊心と自己肯定の欠如によって引き起こされ、時には依存の対象となる(繰り返す)。「引き起こされる」としたのは、自分の意志で実行するのではなく、自分ではない自分が実行するためである。よく自殺する勇気があるくらいなら云々と言われるが(特に教師に多い)、もしそんなものが存在するなら自殺という行為自体が成立しない。そもそも、自殺願望者に自殺に対する恐怖は存在しない。ヨノナカの先生達に、今後この言葉を生徒達に使わない方がいいことを忠告しておく。

 興味深いことに、人を道連れにしたかったと供述しているという。そういえば、秋葉原事件も道連れ殺人である。あまりにも悲しい境遇の彼女の心の深い闇にも、最後は人への強烈なあこがれがある。八王子事件と同様、愛情への渇望(相手への依存)が、「道連れ」の凶行に及ばせたのではないか。何度も言うが、彼女の責任は半分である。後の半分は、彼女の父親とその家族にある。法制的に不可能だが、彼女の取り調べに時間をかけるヒマがあるなら、彼女の父親とその家族の取り調べを行って欲しいものだ。

 女性の斬りつけ事件は先日大阪であったばかりだが、どこにでも発生する事件であることがはっきりした。夏休みで子供連れの機会が増える時期である。気をつけるようにしたい。

※相手が誰でもよい(不特定多数)のは、人と対峙する習慣がなく、他人に対する意識が希薄なため。

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埼玉(川口市)父親刺殺事件

あまりにも情報が少なすぎて分析が出来ない。

100%推測だが、性的虐待しか思い浮かばない。
「目覚めた瞬間に父親を刺そうと思い付いた」ということから、前の日になにかあったのかもしれない。父親を抹消しなければならない理由は、理由なき殺人(「母親の代理」実行)か、自らに不利な状況(虐待を受けた事実)を父親に口止めされたから抹消するかのどちらかであるからだ。思春期の過敏な15歳本人から聞き出すことはほぼ出来ないだろうから、母親に、日頃から父娘間にそういう雰囲気がなかったかを聞くべきだろう。

犯罪の低年齢化が進む今日、平和ボケした「子供が大人になっただけ」の親や、明らかにモラルに欠ける親に育てられる子供の不幸は増え続ける一方だ。

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