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犯罪防止用サイト監視システムの提案

 ここ数日、事件の分析ばかりしていたので、今日はちょっと前向きに、こういった事件の防止方法を提案したいと思う。この提案は、暴走事件だけではなく、自殺まで防止でき、通報の度合いを減らし、かつ通報の精度を上げることが出来るという一石四鳥のすばらしいシステムである。ナイフの販売を禁止するとか派遣社員の職場状況を改善するよりも圧倒的低コストで、絶大なる効果が得られるはずだ。文部科学省か総務省に予算を申請し、まず日本で実験導入し、効果があったら是非とも世界各国へ広めて欲しい。なお、版権については主張しないので、作成者のものとする。腕に自信のある方や対策室の責任者の方は前向きに検討して、是非とも実現して欲しい。

 さて、やることは簡単である。掲示板サイト、携帯サイトに対して黙々と独りで書き込むユーザを検出し、書き込みに特別なキーワードで監視をかけ、危険を関知した場合に自動会話エンジンでもって、話しかけてやればよい。

キーワードは、「自殺したい」「殺したい」「彼女ができない」「自分はダメだ」等、自身に対して向いている攻撃性を表す言葉ならなんでもいい。自尊心に関する専門家に相談すれば教えてくれるはずだ。自動会話エンジンとは、大昔に流行った人工無能、いわゆるchatterbotである。NECのPaPeRoなんかを応用すると自然な会話になって良いのではないかと思う。

「全部がいやになった。死にたい。」とくれば「なにがいやなの?なんで死にたいの?」と即座に応答してやればいい。これは相手をしてやることで孤立感がなくなり、気持ちを安定させる効果がある。また、会話数の閾値を決めておきそれを超えるまでの間(BOTに相手させている間)に専門家の判断や通報のための時間を稼ぐことができる。閾値は稼働状況に応じて調整が必要であるが、閾値内であれば無視しても良いので、アラームと監視者の削減につながる。また、監視者が人間ではないためプライバシ保護の役目を果たす。

「つきあってくれてありがとう」とくれば「オレ(あたし)でよければ話聞くよ?電話番号、教えて。」と異性を装って応答してやればいい。閾値を超える前に、電話番号など聞き出し、相談窓口(ヘルプデスク)へ誘導することも忘れてはならない。

「父親」「母親」「両親」等の家族、肉親に関わるキーワードが出たら、心を開き始めた証である。電話番号を提示し、相談窓口の担当者に引き継ぎを行う。

閾値を大幅に超えており「これから実行します」とくれば即刻、緊急アラームを発報し、場所を割り出し、警察官が保護するべきである。

彼らが常に依存する相手を探しているところに目をつけた、コロンブスの卵的なアイディアである。

 そうそう、相談窓口(ヘルプデスク)であるが、メイド喫茶がいいだろう。彼らの行動は、以下のロジックによって極端に制限されている。

 失敗すると非難される→非難されることを異常恐れる→絶対に失敗できない

彼らはこのロジックのため、異性との付き合いが怖くてたまらない。ただし例外がある。メイド喫茶である。彼らの間でメイドが流行るのは、お客(主人)に対する意識に明確に指向性があること、主従関係があること、また一方的なサービスであるからである。彼女たちは仕事なので、よっぽどのことがない限り彼らを否定しないし、彼女たちと対面する場面では自ら発信する必要がないので、彼女たちに劣等感を感じることがない。すべてに安心感があるのである。彼らにとって、メイドは2D世界と同等なのである。もちろん、彼らも彼女が欲しい。ただし、パートナーとしての彼女ではなく、メイドとしての彼女である。彼らは、一方的で安心感のあるサービスという一面に依存しており、決して対等な人として彼女たちと接しているわけではないのである。

 余談だが、メイド喫茶へいけばわかると思うが、その手の欲求がない人の場合、何がいいのかさっぱりわからない。形態は違うが、キャバクラも同様かもしれない。金を払っているのに、なぜ相手を喜ばせるような話をしなければならないのだ、と思うのである。もちろんこれは価値観の差であるが、そんな時間のために金を払うくらいならちょっとした小料理店で普段頼ま(め)ないような酒を呑みたい!と思う人には全く理解できない世界であり、そういう人間は放って置いてもなんの害もないと見なすことが出来る。

 先の犯罪防止システムであるが、完成または導入したあかつきには是非とも連絡をください。

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コメント

トラックバックありがとうございました。
秋葉原無差別殺傷事件(1)(2)(3)も読ませていただきました。

事件とは直接は関係ありませんが、どうやら私は無害な人間に該当するようです。↓の部分にまったく同感しますので。

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形態は違うが、キャバクラも同様かもしれない。金を払っているのに、なぜ相手を喜ばせるような話をしなければならないのだ、と思うのである。もちろんこれは価値観の差であるが、そんな時間のために金を払うくらいならちょっとした小料理店で普段頼ま(め)ないような酒を呑みたい!と思う人には全く理解できない世界であり、そういう人間は放って置いてもなんの害もないと見なすことが出来る。
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投稿: やまちゃん | 2008年6月15日 (日) 07時49分

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